京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第36回(2) 念仏狂言・矢代田楽

第36回京の郷土芸能まつり2 嵯峨大念仏狂言/矢代田楽
〇嵯峨大念仏狂言 京都市右京区 4月他 国重要無形民俗文化財(約31分)
 京都の念仏狂言は、仏教的色彩の濃厚な宗教劇として始まり、次第に能狂言などを取り入れ芸能化してきたもので、壬生寺の壬生狂言、嵯峨清凉寺(通称 嵯峨釈迦堂)の嵯峨大念仏狂言、引接寺(通称 千本ゑんま堂)の千本ゑんま堂大念仏狂言、神泉苑の神泉苑狂言が伝承されている。
〇矢代田楽 京都市右京区京北 10月15日に近い日曜日 京都府指定無形民俗文化財(約20分)
 「六苗(ろくみょう)」と称する株座によって伝承されてきた田楽で、京北の矢代中の日吉神社祭礼で行われる。日吉神社の氏子地区である矢代中、西、漆谷、浅江の中で六つの特定の性を名乗る家筋で構成する宮座があり、その構成員が席次に従って田楽をつとめる。