京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第36回(1) 大神楽・やすらい花

第36回京の郷土芸能まつり1 岸劔神社大神楽/上賀茂やすらい花
〇岸劔神社大神楽 岐阜県郡上市 4月20日・21日 岐阜県指定重要無形民俗文化財(約22分)
 岸劔神社の太神楽は、寛文5年(1665)、時の郡上藩主遠藤常友の発願により、当時の神社宮司清水彦市が京都の吉田神道秘蔵の神楽を伝授して始められたものといわれ、以来毎年同神社の春の祭礼で奉納されている。
〇上賀茂やすらい花 京都市北区 5月15日 国重要無形民俗文化財(約19分)
 平安時代に起源をもつと伝えられる“やすらい花”は、桜の花の散る頃、流行する疫病を退散させるため、風流の扮装をして鉦、太鼓をたたき、踊りながら今宮神社へ参拝し、無病息災を祈願したのがはじまりといわれる。