京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第17回(1) 番匠儀式・やすらい花・念仏狂言(千本ゑんま堂)

第17回郷土芸能のつどい1  番匠儀式/やすらい花/念仏狂言(千本ゑんま堂)
〇釿始め 京都市中京区 京都市登録無形民俗文化財(約19分)
 釿始めとは、大工が仕事始めに行う儀式で、建築の安全と進行を祈って行う建築儀式で、番匠保存会により継承されている。番匠は、古代において御所に務め、建築を指揮監督した者を指す大工の官職名で、大工(おおいたくみ)とか木工(もく)などと呼ばれ、位階も授かった。
〇玄武やすらい花 京都市北区 4月第2日曜日 国重要無形民俗文化財(約6分)
 平安時代に起源をもつと伝えられる“やすらい花”は、桜の花の散る頃、流行する疫病を退散させるため、風流の扮装をして鉦、太鼓をたたき、踊りながら今宮神社へ参拝し、無病息災を祈願したのがはじまりといわれる。
〇千本ゑんま堂大念仏狂言 京都市上京区 5月1~4日他(約22分)
 京都の念仏狂言は、仏教的色彩の濃厚な宗教劇として始まり、次第に能狂言などを取り入れ芸能化してきたもので、壬生寺の壬生狂言、嵯峨清凉寺(通称 嵯峨釈迦堂)の嵯峨大念仏狂言、引接寺(通称 千本ゑんま堂)の千本ゑんま堂大念仏狂言、神泉苑の神泉苑狂言が伝承されている。