京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第38回(2) 六斎念仏(吉祥院・小山郷・梅津・嵯峨野)

第38回京の郷土芸能まつり2 吉祥院六斎念仏・小山郷六斎念仏・梅津六斎念仏・嵯峨野六斎念仏
〇六歳念仏 京都市 8月のお盆前後他 国重要無形民俗文化財(約47分)
 六斎念仏は、平安時代空也上人が、民衆に信仰を広めるために、鉦や太鼓をたたいて踊躍念仏を始めたのが起こりといわれ、後に仏教でいう六斎日に行われたことから、六斎念仏とよばれるようになったと伝えられる。江戸時代中期から次第に風流化し、現在では六斎日とはかかわりなく、盆の行事を中心に行われる。六斎念仏には、古風で素朴な干菜系六斎と芸能化し、娯楽性をもった空也系六斎の二つの系統がある。