京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第38回(3) 六斎念仏(壬生)

第38回京の郷土芸能まつり3 壬生六斎念仏
〇六斎念仏 京都市 8月のお盆前後他 国重要無形民俗文化財(約51分)
 六斎念仏は、平安時代空也上人が、民衆に信仰を広めるために、鉦や太鼓をたたいて踊躍念仏を始めたのが起こりといわれ、後に仏教でいう六斎日に行われたことから、六斎念仏とよばれるようになったと伝えられる。江戸時代中期から次第に風流化し、現在では六斎日とはかかわりなく、盆の行事を中心に行われる。六斎念仏には、古風で素朴な干菜系六斎と芸能化し、娯楽性をもった空也系六斎の二つの系統がある。