京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第35回(1) 念仏狂言・番匠儀式

第35回京の郷土芸能まつり1 壬生大念仏狂言/番匠儀式(釿始めと木遣音頭)
〇壬生大念仏狂言  京都市中京区 4月29~5月5日他 国重要無形民俗文化財(約27分)
 京都の念仏狂言は、仏教的色彩の濃厚な宗教劇として始まり、次第に能狂言などを取り入れ芸能化してきたもので、壬生寺の壬生狂言、嵯峨清凉寺(通称 嵯峨釈迦堂)の嵯峨大念仏狂言、引接寺(通称 千本ゑんま堂)の千本ゑんま堂大念仏狂言、神泉苑の神泉苑狂言が伝承されている。
〇番匠儀式(釿始めと木遣音頭) 京都市中京区 1月2日 京都市登録無形民俗文化財(約24分)
 番匠儀式は、奈良時代に起源をもつと伝えられ、番匠と呼ばれた建築の工匠が正月に1年の安全を祈願する儀式で、1月2日には年頭儀式である「釿始(ちょうなはじ)め」が行われ、あわせて木遣音頭も歌われる。