京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第30回(3) 備中田楽・六斎念仏

第30回京の郷土芸能まつり3 備中神楽/中堂寺六斎念仏
〇備中神楽 岡山県高梁市 10月・11月他 国重要無形民俗文化財(約26分)
 岡山県高梁市に伝わる備中神楽は、岡山県北部の一円で秋から冬にかけて行われる出雲流の採物(とりもの)神楽の一種で、暴風雨や疫病をもたらす荒神の心を和らげるために行われた荒神祭の鎮魂行事のなかで行われてきたことから荒神神楽ともいわれる。
〇中堂寺六斎念仏 京都市下京区 8月のお盆前後他 国重要無形民俗文化財(約21分)
 六斎念仏は、平安時代空也上人が、民衆に信仰を広めるために、鉦や太鼓をたたいて踊躍念仏を始めたのが起こりといわれ、後に仏教でいう六斎日に行われたことから、六斎念仏とよばれるようになったと伝えられる。江戸時代中期から次第に風流化し、現在では六斎日とはかかわりなく、盆の行事を中心に行われる。六斎念仏には、古風で素朴な干菜系六斎と芸能化し、娯楽性をもった空也系六斎の二つの系統がある。