京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第30回(2) 八瀬赦免地踊・人形浄瑠璃

第30回京の郷土芸能まつり2 八瀬赦免地踊/佐伯燈籠人形浄瑠璃
〇八瀬赦免地踊 京都市左京区 10月第2日曜日 京都市登録無形民俗文化財(約17分)
 後醍醐天皇の比叡山潜幸に尽力した功により、代々地租所役免除の倫旨を与えられていたが、宝永4年(1707)八瀬村と比叡山との争いの際、秋元但馬守の裁断で救われ、この恩に感謝して、秋元神社を建立し踊りを奉納したのが由来と伝えられる。
〇佐伯燈籠人形浄瑠璃 京都府亀岡市 8月14日 京都府指定無形民俗文化財(約24分)
 佐伯燈籠人形浄瑠璃は亀岡市稗田町・吉川町にまたがる旧佐伯郷の四社(稗田野神社・御霊神社・河阿神社・若宮神社)の夏祭の燈籠行事の中で演じられる。この燈籠行事は、平安時代京都御所清涼殿から稗田野神社に燈籠が下賜されたのを祝うとともに、五穀豊穣を願う農民の祭として始まったとされる。