京都の歴史と文化 映像ライブラリー

民俗芸能・伝統芸能

千本閻魔堂大念佛狂言

 京都市登録無形民俗文化財「千本えんま堂大念仏狂言」の記録映像(原版はVHSビデオ)。京都市上京区の引接寺(いんじょうじ)で毎年2月の節分と5月1日~4日に上演される大念仏狂言。
 引接寺(千本えんま堂)では、寛仁年間(1017~1020)、引接寺開祖の定覚上人が創始し、鎌倉時代に如輪上人が再興したと伝わる。鰐口(わにぐち)、太鼓、笛で囃(はや)すことは他の大念仏狂言と同様であるが、「閻魔(えんま)庁」「芋汁」以外の演目すべてにセリフがあることが特徴である。公演の最初の「閻魔庁」と、千秋楽最後の「千人切」は、千本えんま堂にのみ伝わる。「千人切」の後、厄除けとして観衆が錫杖(しゃくじょう)で首をなでてもらうなど、庶民信仰と深く結びついている。
 本作品では、「えんま庁」「末廣」「二人大名」「寺譲り」「牡丹獅子」「道成寺」「千人切り」が紹介されている。
 本作品は、『京の伝統行事・芸能記録映画』シリーズ17として製作された。
■製作年月:平成11年度(1999)
■製作:京都市文化市民局文化部文化財保護課(制作)
■制作:松竹京都映画株式会社
■30分50秒
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