京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第22回(2) 酒造り唄・紅葉音頭・地唄舞

第22回郷土芸能のつどい2 伏見の酒造り唄/修学院紅葉音頭/宮川町地唄舞
〇伏見の酒造り唄 京都市伏見区(約13分)
 伏見は良質の地下水が豊富なところとして知られ、かつては伏水とも記されていたほどである。古くから酒造りが盛んで、多くの銘酒を産出し、日本の酒どころとして知られている。日本酒造りには複雑な工程があり、それぞれの作業に合わせて唄われてきたのが酒造り唄である。
〇修学院紅葉音頭 京都市左京区 8月27日 京都市登録無形民俗文化財(約10分)
 江戸時代初期、修学院離宮で御水尾天皇を迎えたときに始めたのが起こりと伝わる。紅葉の名所である修学院離宮を中心に行われたことからこの名がつけられた。
〇宮川町地唄舞 京都市東山区(約15分)
 京都の花街は花街の踊りで幕を開けるともいえる。祇園甲部の「都をどり」をはじめ、先斗町の「都をどり」、宮川町の「京おどり」、北野上七軒の「北野をどり」とそれぞれ歌舞練場を舞台に繰り広げられ、満開の桜とその美しさを競い合う。