◇近世の史跡

1〜8■御土居(おどい)(国指定史跡)          
 所在地:京都市北区上長目町・堀川町
      〃 北区平野鳥居前町
      〃 北区紫野西土居町
      〃 北区旧土居町2
      〃 北区旧土居町3
      〃 北区大宮土居町
      〃 上京区寺町広小路上る北之辺町
      〃 上京区馬喰町
      〃 中京区西ノ京原町

  豊臣秀吉が,京都の都市改造の一環
 として洛中の防備と川の氾濫から市街
 地を守る堤防として築いた土塁で,そ
 の延長22.5kmに及び,土塁の内側
 を洛中,外側を洛外と呼び,要所には
 七口といわれる出入口が設けられまし
 た。現在,9カ所が史跡として保存さ
 れています。


■高瀬川一之船入(たかせがわいちのふないり)(国指定史跡)
 所在地:京都市中京区木屋町通二条下ル西側一之船入町

  高瀬川は,慶長16年(1611)
 角倉了似が開いた運河で,ここを運行
 する高瀬舟の荷物のあげおろしをする
 船溜所を船入といいます。底が平たく,
 船首の高い高瀬舟が盛時には百数十艘
 も行き交い,大阪などから物資が運び
 入れられました。


10■今出川通寺町東入表町(大原口)道標
  (どうひょう) (京都市登録史跡)
   所在地:京都市上京区今出川通寺町東入表町

 11北白川西町道標 (京都市登録史跡)
   所在地:京都市左京区北白川西町

 12吉田本町道標  (京都市登録史跡)
   所在地:京都市左京区吉田本町

 13三条通白川橋東入五軒町
  (三条白川橋)道標 (京都市登録史跡)
   所在地:京都市東山区三条通白川橋東入五軒町

 14御陵中内町(五条別れ)道標 (京都市登録史跡)
   所在地:京都市山科区御陵中内町

 道標は,「みちしるべ」とも呼ばれ
 街道の分岐点などにたてられ,目的地
 までの行き先や距離が刻まれ,今日の
 道路標識や案内板の役割を果たしてい
 ました。現在,京都市内には,数多く
 の道標があり江戸時代の年号を有して
 いるものも多く残されています。

■その他の近世の史跡

名 称 区 分 所在地 史跡の概要
15
伊藤仁斎宅(いと
うじんさいたく)
(古義堂こぎど
う) 跡並びに書庫
国指定
史跡
京都市上京区
東堀川通出水
下る四丁目
江戸時代前期の儒学者伊藤仁
斎の旧宅跡で当時の書庫が残
る。
16
頼山陽書斎(らい
さんようしょさ
い)山紫水明処
(さんしすいめい
どころ)
国指定
史跡
京都市上京区
東三本木通
丸太町上る
南町
江戸時代後期の儒学者頼山陽
の旧宅跡の書斎・山紫水明処
が残る。
17
石川丈山(いしか
わじょうざん) 墓
国指定
史跡
京都市左京区
一乗寺松原町
江戸時代前期の文人石川丈山
の銘文が残る墓碑。
18
詩仙堂
(しせんどう)
国指定
史跡
京都市左京区
一乗寺門口町
・一乗寺小谷
町・一乗寺松
原町
江戸時代前期の文人石川丈山
の隠棲地。
19
聖護院(しょうご
いん)旧仮皇居
国指定
史跡
京都市左京区
聖護院中町
修験宗の本山で江戸時代末期
御所の火災により仮御所とな
る。
20
旧二条離宮
(二条城)
国指定
史跡
京都市中京区
二条通堀川西
入二条城町
徳川家康の築城による近世城
郭を代表する遺構。
21
岩倉具視幽棲 (い
わくらともみゆ
うせい) 旧宅
国指定
史跡
京都市左京区
岩倉上蔵町
岩倉具視が明治維新以前の一
時期隠棲した旧宅跡。
22
方広寺(ほうこう
じ) 石塁および石
国指定
史跡
京都市東山区
茶屋町
豊臣秀吉が建立した寺院で巨
大な石塁と2基の石塔が残る
23
荷田春満(かだの
あずままろ)旧宅
国指定
史跡
京都市伏見区
深草藪之内町
江戸時代中期の国学者荷田春
満の旧宅跡で,伏見稲荷大社
の境内の一画にある。
24
伏見城石垣
京都市
登録史跡
京都市伏見区
桃山町伊庭
(桃山東小学
校)
発掘調査により発見された豊
臣秀吉が築いた伏見城の石垣
の一部で,近くの小学校に移
築復原された。
25
大宅一里塚(おお
やけいちりつか)
京都市
登録史跡
京都市山科区
大宅甲ノ辻町
江戸時代に街道の一里
(3.75km)ごとに目印として築
かれた塚で、京都市内現存唯
一のもの。


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