京都市登録有形文化財「秦家住宅」を訪ねて  
                                             2016年8月19・20日実施       



 当家の特別なご協力をいただき2日間午前・午後の4回に分けて実施することになりました。127名の応募をいただきましたが,個人宅であることから人数を限定しての実施であるため,抽選により参加いただきました。前号の当会報にご寄稿いただいた当家の秦めぐみ様からお話しと案内をいただき,京都中京の伝統的商家建築と夏の建具・室礼などゆっくり見学させていただきました。その後,ご用意いただいた冷たいおうすとお菓子をいただき,当家の四季折々の暮らしぶりや祇園祭,薬種商をされていた頃の楽しいお話しを伺いながらひととき茶話会を楽しんでいただきました。

会員事業に参加された皆さんからのご感想(一部・敬称略)

●とても楽しい見学会でした。なかでもご説明いただいた秦様の思い出話。道具箱を取り出してきて、奇應丸の製造工程を丁寧にご説明され、三つ子の魂百までと申しますが、驚きました。末尾となりましたが、美味しいお茶、ありがとうございました。(拝師暢彦)

●秦めぐみ様、貴重な時間をありがとうございました。住宅内の説明のみならず、「奇應丸」製造時の道具を使っての詳しい説明がとても楽しそうで、記憶力のすばらしさと懐かしさが感じられました。蒸し暑い京都を涼しげにする為の先人の智恵が建物や建具、庭などあらゆる所、物に生かされ、街中とは思えない静かな居室で日々ていねいな暮らしを心豊かにすごされていらっしゃることと思いました。(匿名)

●私にとって茶話会は初めての体験で、薬種商としての話、住宅を守る大変さなど秦家当主の本音を聞かせて頂き、有意義な一日でした。(清水谷善海)

●秦様のお話を聞いて京町家の生活造りがよく分かった。それにしても2階が低く物置に使っていたのはどうしてか、それはたぶん1階だけで十分生活ができたからだろうかとか、江戸、大坂、名古屋辺りには無いのはなぜか、財力のある商家のみ京町家が持てたのかとか、後から色々と想像をかきたてられた。(平山和男)

●ご当主様の説明・大変素敵でした。京町家の製薬・販売・家族の世話の営みが大変よく分かりました。お抹茶を頂き、しばし夏の京町家のお座敷でくつろぐことができ、いい体験をさせていただき、ありがとうございました。(岩本正博)




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