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| 泉川水系に属する主な庭園 |
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| 鴨脚家の庭 | |
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鴨脚家は下鴨神社社家の子孫であり,屋敷は江戸時代の建築です。したがって庭もそれ以降に築かれたと見られますが,詳しい年代はよく分かっていません。 この庭の形状は全国的に見ても珍しいもので,深さ4mほどのすり鉢状の池の中を,しっかりと積まれた石積みが高低差をつけながら四角,円形と形を変えています。この石積みの一角には,フタバアオイやカンアオイ,ホトトギスなどが植えられています。糺の森に近い東端には,穴の端を渡す石橋がかけられ,更にその南側は少し高台になっており,階段が設けられています。大水の時は建物の床下まで水面がくることもあるそうで,水量の増減により石積みの枠に応じて池の形は変化します。池はこれ以外にも,鯉が飼われている小さな丸い池があり,こちらの周りにも丁寧に積み上げられた石積みが張り巡らされています。 すり鉢状の池は溜まり水ではなく湧水であり,現在も池底から地下水が湧き出しています。いわば,この穴の全体は大きな泉といえるでしょう。ここの水位は鴨川の水位と同じであるといわれており,鴨脚氏の話によれば実際に鴨川の水位が上がれば、泉の水位も上がるそうです。 由緒ある下鴨神社の社家のものであることに加え,周辺環境の変化に応じて様相を大きく変える庭として興味深いものです。(非公開) 引用・参考文献 『NHKスペシャルアジア古都物語 京都千年の水脈』(平成14年,NHK出版) |
| 葵邸の庭 | |
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糺の森の東側に位置する当庭は,表情豊かな流れの庭と立派な滝石組みから注がれる,すり鉢状の池庭とが融合したつくりになっています。 かつて流れの庭部分は,泉川から取水していたといわれますが,現在はすり鉢状の池庭とともにポンプアップした井戸水が用いられています。すり鉢状の池庭は,下鴨社家の鴨脚家の庭と形状が似ているように見えますが,現状の滝石組みから注がれる構造であったかは不明です。このようなすり鉢状の池庭の形状が下鴨神社周辺に分布しているかは,今後の調査研究が待たれます。(非公開) 引用・抜粋『京都大事典』 |
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